2015年 01月 12日
気になる記事 |
こんばんは!!
スタッフの林田です。
今日は普段から目を通しているワインニュースの中から気になる記事を1つ…。
「無添加でもきれいに熟成、1997にプロヴィダンスの真価を実感」
プロヴィダンスはニュージーランドが誇るトップワイナリーの一つで、オーナーは元弁護士のジェイムズ・ヴルティッチさん。
ジムさんとはインポーターさんのはからいで2度お会いしたことがあり、気さくで優しい人柄の特に思い入れの強い造り手さんの一人です。
ジムさんの手掛けるワインの特徴は何といっても自然に根差したワイン造り。
ブドウ栽培には農薬や機械の介入を極力避け、ボトリングの際も酸化防止剤の添加を行っていません。
トップクラスの品質を誇りながら、とてもデリケートなワインでもあります。
フジマル醸造所の生樽ワインも酸化防止剤を添加していないワインです。
酸化防止剤を添加しないワインは温度が上がってしまうと予期せぬ変化や劣化をまねいてしまうので、温度管理には細心の注意を払っています。
造り手の努力の結晶と十何年という熟成の労力、その他様々なリスクの果てに1本の素晴らしいワインがある…。
そんなドラマもまたワインの大きな魅力の一つですね。
林田 竜太
by fujimaru-kuzuha
| 2015-01-12 20:00
| ワイン